日々の努力
東洋医学では、経絡という縦横に流れるエネルギーラインがあります。
そのエネルギーラインには陰陽があり、
人間も陰陽の多少によって5種類に分けられ
問診をする際にタイプで分けて観ることがあります。
例えば、
・太陰の人
心は陰険、貪欲、表は謙遜、温厚。本当の気持ちをなかなか顔に出さない。
よく風向きを見ながら行動する。
・少陽の人
行動は慎重でうぬぼれがちである。
ちょっとした役職についたら偉そうなかっこうをする。
・陰陽平和の人
動作に落ち着きがある。
物事を恐れることもないし、喜びすぎることもないので、いつも平静な心持ちで
物事に接する。
人に思いやりがあり、高い地位についても謙遜し、その仁徳で人を感服させる。
参考:黄帝内経素問
↑これ見ると思い当たる人で以下のAとBの二つの受取をします。
Aの人「なんで、人のことそんな悪くいうんや!」
Bの人「あーなるほど、陰陽の偏りでそういう風な性質になるんだ。バランスを良くして陰陽平和の人に近づけるように頑張ろう」
さて、治りやすい人はどちらだと思いますか^^?
そして、性質に関しては長所も短所もあります。
私もスタッフを雇用した際に指導の立場では長所短所をよく分析していましたが、
全てを捻じ曲げて良い方に見るよりも、事実として捉えることも大事だと思って
見ていました。
そして、短所については、
うさぎは穴を掘る習性がある・トラは狂暴な部分がある・カラスはずる賢い?
等と動物の習性と同じように「こういうところもある。でも習性だから仕方ないよね。」くらいの軽い受取のみで、
そこにマイナスの感情は湧かず、平然とした公平な見方で普通に接します。
例えば、「トラは狂暴な部分がある」とトラがいないところで言っても
「陰口・悪口」にはなりませんよね?
「あー、そういう習性あるよねー」ぐらいで。
これは、ある種の訓練(陽の中にも陰があり、陰の中にも陽があるという見方をして相手をありのままで見たうえで接する)がありました。
でも、第三者が聞いたときに「あの人、あんんたのこと悪口言ってたで」と話を盛る人もいます^^;
きっと、こういう人は短所を見た時にマイナスの感情が湧いて平然とした見方ではなく悪い印象を持つんだろうな…と
でも、ま、これも性質の一つだろうとそういう人は訓練を受けていないし
仕方ない。という風にまた諦観します。
自身がストレスを感じない、マイナスの感情を内側で起こさないのが
健康に繋がりますので、そのように日々努力をしております^^*